Categories
ライフスタイル

UDA通信 広島・岡山旅行記 ~前編~

去る6月12日、13日に広島と岡山を旅行してきました。

年明けから5月まで多忙でほぼまとまった休暇がとれていませんでしたが

3月決算申告を終え、ようやく業務が落ち着いたタイミングで決行いたしました。

1日目(東京→広島)

午前7時30分東京発のぞみ号に乗車。

平日ということもあって乗客のほとんどが出張と思しきサラリーマン。

若干の場違い感もありましたが、4時間かけて広島駅に到着しました。

ちょうど昼食時になっていたので駅ビルのミナモアに入っているラーメン屋、

ぐり虎さんでお食事タイム。

岡山が発祥の人気店でゆったりとしたテーブル席に座りながら

透明感のある塩ラーメンをいただきました。

そこそこ混んできたところで店を後にし、そのままミナモア内でお土産を購入。

行程上、2日目にゆっくりお土産選びをしている時間がなさそうだったので

このタイミングで購入することにいたしました。

直接、配送の手続きもしてもらえたのでよかったです。

買い物後は、広電に乗車し広島市街地へ。

重連になっていたり車両のデザインもかなり先進的。

停留所に着く度に車掌さんが乗り降りの方法をアナウンスしていて

初めて乗車する観光客にとっては実に優しい配慮だと思いました。

南北の交通手段に乏しい東京の某区も一向に進まない地下鉄構想ではなく

こうした路面電車方式の方が実現性があるのでは?と思わなくもないですが、

かつては東京にも路面電車があちこちに走っていたのですよね。

途中、宿泊予定のホテルに立ち寄り荷物をお預け。

チェックイン前に荷物を預かってもらえるのは本当に助かるサービスですね。

梅雨入り直後の時期ではありましたが適度な曇り空でキツい陽射しもなく、

行楽にはむしろうってつけの気候。

道中の景色も楽しみながら徒歩で平和記念公園に向かいました。

公園内に到着し原爆資料館へ入館。

館内は外国人観光客や修学旅行の学生、社会科見学の児童等かなりの混雑でした。

この歳にして初めての広島訪問でしたが、もう少し若い時に行っておけば、

いや、行かなければならなかった場所だったと改めて思いました。

今年は戦後80年ですが、最初の40年と後の40年とでは世の中の戦争に対する

考え方もだいぶ違ってきているだろうと思いました。

展示されていた写真で今回、一番印象に残ったのがこちらの1枚。

お馴染みのきのこ雲の写真ですがこれまでよく見てきた上空からのアングルの

ものではなく、一般の方が地上目線で撮影した写真。

民家や樹木が写っている中で爆風が迫ってくる光景が臨場感いっぱいで

強烈なインパクトでした。

見学を終え、再び公園内を散策し慰霊碑と原爆ドームを視察。

これまでテレビや写真でしか見たことがなかった建造物をようやく自身の目で

見ることが出来、とても感慨深い思いでした。

ここでも外国人観光客の姿が多く皆、神妙に見入っていました。

考え方は人それぞれですが、事実を確かめてからものを言う視点はとても大事な

ことだと思います。

ぐるっと一回りして見てみましたが内部には補強工事の跡が至る所に見られました。

倒壊しかけてる建物の維持は本当に大変なことだと思いますが未来永劫、

遺していってほしいと切に願います。

ドームから少し離れた場所には広島カープのセリーグ優勝と日本シリーズ優勝の

それぞれ記念碑が建てられていました。

碑を見て分かりますがリーグ優勝は9度ながら日本一は3度で最後は1984年。

意外にももっとも日本一から遠ざかっているチームなんですよね。

その後はドーム向かいにある折り鶴タワーからしばし散策を続けました。

散策の途中で中国税理士会館の前も通り過ぎました。

地方は違えど税理士にとっては聖地巡礼みたいなもの。

少し離れた場所には広島県社会保険労務士会の建物もあったようですが

時間の都合でこちらは断念いたしました。

夕食は鉄板焼き屋、弁兵衛に入店。

広島名物といえばまずはお好み焼きですがどうせなら色々な物を食べたい

ということで専門店ではなく、あえて幅広く鉄板焼きが楽しめるお店を

チョイスしました。

適度にお腹を満たしたところでメインのお好み焼きを注文。

目の前の鉄板で店員さんがヤキヤキしてくれましたが普通のお好み焼きと違い

これを素人がぶっつけ本番で焼くのはなかなか難しいと思いました。

お店を後にする頃には店内もほぼ満席で人気店であることがうかがえました。

注文は席から自分のスマホを使ってオーダーするスタイルでしたが、

後から入ってきたオバサマお姉さま4人組は操作が分からず早々にギブアップし

店員さんにすべて注文を丸投げしていました。

お腹もパンパンになったところでお次は倉式珈琲店でコーヒータイム。

サイホンで出てくる形式が斬新でオリジナリティーがありました。

アルコールをあまり飲まない我々夫婦は外に食事に行った後は酒ではなく、

喫茶店でお茶しながらまったり過ごすのが定番となっております。

そして今回のお宿、コンフォートホテルにチェックイン。

先日、逝去された税法学者の酒井克彦先生が生前に自身のFacebookで

コンフォートホテルのヘビーユーザーであると公言されて以来、気になっていた

ビジネスホテルで一昨年、神戸を旅行した際に初めて利用して以来の宿泊。

地元感溢れるニュースと路面電車が走る夜景を見ながら就寝いたしました。

~後編へつづく~