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連載 独立開業までの道のり(第1回) 

~就職失敗→社労士を志すまで~

「この連載は新卒で就職に失敗し20年以上に及ぶ試験勉強生活の末、
税理士・社労士資格を取得し苦節46歳にしてようやく悲願の個人事務所開業を
果たした男の資格取得を決意してから独立開業までの壮絶な過程を
複数回にわたって投稿していくものである」

Back in 1999~2000

子供の頃からなりたい職業も行きたい業界もあるわけでなく、
なんとなく日々を過ごしていくうちにあっという間に大学3年生になってしまい
否が応でも就職について考えなければならない時が訪れました。

しかし、私が就職活動をした時期(1999年から2000年)は就職氷河期の
真っただ中…
とりあえず周囲の動きに合わせてあらゆる企業の説明会や面接に臨んだものの
ただでさえ厳しい就職状況にも関わらず就職への動機自体定まっていないような
状態では内定を出す会社がある訳がなく連戦連敗..

一方で法学部に在籍していた関係で同級生が宅建や行政書士試験に
挑戦している様子を見て行政書士試験を受験しました(結果は不合格)

卒業直前の3月になって奇跡的に1社内定を得たものの
仕事内容への不安から結局、内定を辞退してしまいました。

4月からの身の置き方をどうするか考えたとき就職活動はせず
某牛丼大手チェーン店でアルバイトをしながら引き続き
行政書士資格を目指す選択をしました。

同級生の中には卒業後も引き続き就職活動を継続する者もおりましたし
(当時は第二新卒という言葉はなく単に就職浪人と言っていました)
「どこでもいいから就職しないと先々が大変だよ」と
厳しい忠告を受けたこともありました。

試験勉強は2年目で学習は順調に進んでいましたが結果は前年同様不合格…
大学受験ですら1年浪人してやっと1校受かっただけの地頭の悪さでは
合格率1割少しの国家試験に短期合格するのは厳しいものがありました。

次に受験を考えたのが社会保険労務士(社労士)試験。
行政書士受験者も受けることが多く当時の世の中が失業率が高止まりし
年金不安も始まっていたところで将来性が十分ある資格
とのうたい文句(?)に惹かれて受験を決意しましたが…

つづく